多くの観光客や参拝者の方々に、千年の時空を越え蘇った「石山紫の道」を、もっと親しんで頂くために、エリアの説明や草木の名前の書いた解説板を設置しました。
是非皆さん、紫式部に成り代わってお楽しみください！

せせらぎエリア

曲水エリア

恒例のヒラドツツジが咲いています。
ようやく草木の葉もしっかりと生え揃いました。
池に映り込む新緑も素敵ですよ。

小さな草花たちが咲き始め、参道が色付いてきました。
今はヤマブキ（黄）ヤマツツジ（朱）西洋十二単（紫）の花が咲いています。春は楽しみがいっぱいです。

2013年、第24回緑の環境デザイン賞において、全国から応募があるなか「石山紫の道」が選ばれ、さらに国土交通大臣賞を受賞いたしました。
今回の改修工事で、石山寺の表参道が見違えるほど美しくなりました。
これから私たちが協力し合いながら、守り育てていきたいと思っています。
私たちの暮らす街に大変誇りを感じ、大変嬉しく思います。

生物多様性のビオトープを造り自然観察できる「せせらぎエリア」と、曲水の宴を模した花壇を設け、
源氏物語に登場する草花を中心として絶滅が危惧されている植物の保全と育成をする「曲水エリア」の
2エリアが完成しました。

完成時の写真をこちらに掲載させて頂きます。

■せせらぎエリア
  

■曲水エリア
  

完成後は、石山寺を訪れる参拝客や参道周辺の人たちから大変喜んで頂きました。
また地域の皆様は積極的に散水や清掃活動に関わって下さっており、
今後も活動の輪を広げていきたいと考えています。

将来的には、残り4つの「おもてなしエリア」「和歌エリア」「源氏エリア」「藤裏葉エリア」を完成させ、
千年もの時空を超えて愛され続ける物語を通じて、更なる千年後の未来へと私たちの想いを継承することを
目指していきたいと思っております。

完成エリア紹介はこちら

こちらのページでは、「石山紫の道」推進計画の進捗やご報告を致します。
皆様のご支援・ご協力よろしくお願い致します。