エリア紹介

エリア紹介

様々な仕掛けを込めた6つのエリアとキーワード

特徴のある6つのエリア

7つテーマとなるのキーワード

全体を特徴のある6つのエリアと、次の7つのキーワードをテーマに魅力ある表参道を作り上げます。

石山寺駅から大本山石山寺 東大門までの石山寺表参道(約800m)を6つエリアに分け、紫式部・源氏物語・平安時代にちなんだモニュメントや源氏香を象った刈込など、エリアごとに違った風景を楽しめる設計にしております。かつて紫式部がこよなく愛し、源氏物語に登場させた数十種の草木を配し、四季折々の表情豊かな、通年に渡って楽しめる参詣道をつくります。

せせらぎエリア、曲水エリアが完成いたしました。

せせらぎエリア・曲水エリア

第24回「緑の環境デザイン賞」 国土交通大臣賞受賞の助成金を受け、
人と自然とが触れ合えるせせらぎエリア、貴重な植物の保全と育成を目指す曲水エリアが2014年3月完成いたしました。

完成エリア紹介はこちら

各エリア完成イメージ

①おもてなしエリア

現在の写真
駅前ロータリーには既存の多宝塔(レプリカ)があり、サツキツツジのみが密植されています。

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完成イメージ
既存の多宝塔を活かしつつ、石山寺の特徴である天然記念物の硅灰石とモミジによる縮景を作庭します。また参道の入口には山門を設け、厳かな雰囲気を醸し出します。そして、山裾には源氏物語に登場する草花を植え、おもてなしの象徴として表参道の玄関口に相応しいエリアとします。

②和歌エリア

現在の写真
蛍谷貝塚は縄文時代のもので、古代人の生活を知る上で貴重な遺跡であり、擁壁で保護されています。その左手に細長い植栽地があります。

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完成イメージ
貝塚の上部に5・7・5・7・7の計31韻と月の満ち欠けを表現した円柱の椅子を「和歌の座」とし、開設板を設けます。また紫色に色付く「フジ御簾」は、景観と安全そして日本らしさを兼ね添えた歴史文化エリアとします。

③源氏エリア

現在の写真
植栽地は歩道に向かって下り傾斜地となっており、歩道の右手には旅館が立ち並んでいます。

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完成イメージ
源氏香とは、香道の代表的な組香のことです。それを象った刈込を造り、日本の伝統文化である香道を紹介すると共に、駅から石山寺への行きに見える面にアサガオを、帰りに見える面にユウガオを植え、屏風をイメージした大きな壁面緑化「朝夕屏風」を設置し、平安時代を思わせるエリアとします。

④せせらぎエリア 第一期計画地(助成対象)

現在の写真
伽藍山と植栽地の間の歩道が狭く半日陰になっており、この地が傾斜の頂点になっています。
<2014年4月完成>

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完成イメージ
伽藍山からの山水を用いてビオトープを造り、生物多様性の保全を目指すと共に訪れる人々が自然観察できるエリアとします。また、屏風型のベンチや八橋を設置することで紫式部が活躍した平安時代を思わせるエリアとします。

⑤曲水エリア 第一期計画地(助成対象)

現在の写真
旅館や住宅などが立ち並ぶ前の植栽地は、日当たりが良く、見晴らしもとても良いです。
<2014年4月完成>

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完成イメージ
曲水の宴とは、平安時代にもあった雅な宮中行事で、小川のある庭園などの川淵で出席者が流れてくる盃が自分の前を通り過ぎるまでに詩歌を読み、酒を飲んで次へ流し、別堂でその詩歌披講するものでした。その様子を模した花壇を作製し、絶滅危惧種など貴重な植物の保全と育成を目指すエリアとします。

⑥藤裏葉エリア

現在の写真
植栽地が駐車場に隣接しており、変形しています。石山寺に一番近いエリアとなっています。

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完成イメージ
源氏物語33帖の藤裏葉には、フジとキクが登場します。キクは日本を象徴する植物であることから、数種のキクを取り入れ伝統と華やかさを演出します。また周辺に植栽されている樹木と調和させるために、マツやシダレサクラを取り入れ、周辺環境に馴染む景観を表現し、石山寺の山門に近いことから、門前町と調和する伝統エリアとします。

お問い合わせ

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特定非営利活動法人 石山名月の会
〒520-0861 滋賀県大津市石山寺3丁目2番28号 一般社団法人石山観光協会内
FAX:077-534-9927

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